の、脳内汚染だってぇ〜

毎日新聞の書評を読んでいたらビックリしました。
なんと岡田尊司著の「脳内汚染からの脱出」が取り上げられているではないですか。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/dokusho/


しかも、書評者は東大原子力工学野村総研という経歴の技術評論者だというではないか。
岡田尊司への疑問は様々な場所で挙げられている。
例えば研究を始めるきっかけとなった少年犯罪の凶悪化については
「少年犯罪データベースドア」http://kangaeru.s59.xrea.com/
や「犯罪不安社会」などの新書でも疑問が呈されている。


そして、書評の中での以下のくだり。

なぜ依存症に陥るのか。いま熱中して止められないほど興奮するゲームがあり、脳でドーパミンの放出がドッと増えて快感が生じる。その量は覚醒剤を静脈に注射したのにほぼ匹敵する。やがて最初ほど強い快感が得られず耐性が生じるのだが、ゲームでは次々にソフトが生まれ新たな趣向の刺激をもたらし、耐性を乗り越える。そして強い刺激なしでは、神経のバランスが保てない状態に陥ってしまう。インターネットには麻薬的な面があり、半日も続けて依存症に陥るケースが増えている。

( ゚д゚)ポカーン
そりゃ、ゲームやって楽しんでるんだからドーパミンくらい出るだろうよ。
でも、それが強い刺激なしに神経のバランスは保てない状態にどうしてなるの?
つーか、これ以前も毎日新聞の書評で鹿島茂氏が岡田尊司著「脳内汚染」を
絶賛した時と同じなんですけど・・・。


毎日新聞は科学部のエース記者とも言える元村記者が森昭雄の「ゲーム脳
理論を取り上げたり、どうしてもインターネットとかゲームを
規制したいんですかね?
最近は「ネット君臨」でアグネスチャンのインタビューを取り上げて、
児童ポルノ法案に絵も含めるべきだ」ってのを取り上げたり、
どうも若い人の文化を叩こうとしてるイメージが。
にちゃんねらーじゃないけど、信用失うよ。こういうことしてると。
理系白書」で「疑似科学」を取り上げたとは思えない記事でした。