携帯って本当に悪影響?

本日より数日、実家に帰っています。
さて本日、飛行機に搭乗した際にある出来事に出くわした。


駐機場から離れ、飛行機が動き出した時に、隣の携帯が鳴り出したのだ。
携帯電話の使用は飛行機の航行に悪影響を及ぼすから禁止されているはず。
隣の人はサッパリ携帯を止めるそぶりも無い。
結局、携帯はそのままで飛行機は離陸し、問題が発生することなく着陸した。


電車ではペースメーカーに悪影響を及ぼすから止めてくれ。
飛行機では機器に悪影響があるから止めてくれ。
どちらも説得力のある理由だが、これは本当なのだろうか。
考えてみれば、そのような場面に出くわした事はないし、
(あったらあったで大問題だが)
実験風景も見た事が無い。
どのような条件下での実験なのかもわからない。


飛行機では携帯を切るということを守っていない人は
結構いるのではないだろうか。
結局のところ、使用すれば命の危機に直面するというリアルな感覚が無いのである。
もし、使用が本当に生命の危機に直結するような機器異常を
引き起こすのであれば、航空会社はもっとPRをするべきではないか。
そうでないのならば、そういうアナウンスは止めて欲しい。


飲酒運転も結局、「飲んだら事故を起こす」という意識が
希薄なためにおきているのだろう。


リアルな感覚がないと、考えが及ばないのは少し悲しい事である。